交通事故の賠償金は死亡時より後遺障害のほうが高額になりやすい

交通事故で被害に遭った方への賠償金の支払いは、死亡時と寝たきりなどの重度の後遺障害を負わせてしまったときといずれが大きくなるか考えたことがあるでしょうか。
障害を負ったとはいえ、本人が生存しているケースより、命を奪って死亡させてしまった場合のほうが賠償額が大きくなりそうですが、実は違うのです。
年齢や職業、年収、立場や障害の程度などにもよりますが、一般的には死亡時よりも重度の後遺障害のほうが大きくなるケースが少なくありません。
なぜかといえば、死亡時にはその人の年収などを基本に残された遺族の生活保障や精神的な慰謝料が賠償額算定の基礎になります。
これに対して後遺障害の場合は、本人が生存しているため、本人の一生涯にわたる療養費や生活保障なども含めた金額や、障害を負っていなければ稼げたであろう年収をベースにした金額と、寝たきりになってしまったり、手足が不自由になったことへの大きな精神的負担を負ったことに対する慰謝料も多額にのぼるためです。
もちろん、死亡させた場合の罪は重く、遺族だけでなく、加害者にとってもショックが残ります。
ですが、命が助かった場合でもこれまでの生活ができないような事態になれば、その被害者本人をはじめ、家族も生活面でも精神面でも大変になり、それを償う必要が生じるのです。

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